ここ数年、働き方に関心が高まってます
「働き方」に関する本やサイト記事が増えてきてますよね。
ネットで「働き方」を検索してみると…
- amazonnで「働き方」で検索すると3885冊
- Googleトレンドで「働き方」のキーワードは急上昇
なぜ、そんなに「働き方」が関心が集まっているのでしょうか?
それは、こんなことを感じている人が多くいからだと思います。
・会社の将来性や安定性に不安を覚える
・先輩を見ても年齢が高くなっても役職がつかない人がいる
・仕事内容に不満
・給与に不満
結果として、転職・独立・副業などの「働き方」を考えるのではないでしょうか?
自分の強みを生かせる『パラレルキャリア』という働き方とは?
社会や時代は常に変化しています。私たちの「働き方」もこれから大きく変化している中で生まれたのが「パラレルキャリア」という新しい働き方です。
「パラレルキャリア」とは?
1つの会社に勤めて、同じ仕事だけをやるのではなく、本業とは別な顔を持ち、あなたの得意な事、好きな事を仕事にしたり、社会的活動をするなど2軸でつくるキャリアのことです。
パラレルキャリアが広がる背景
今年に入り一部上場起業のロート製薬が副業を認めたり、ロート製薬以外にも、日本IBM、東芝、日立製作所などは既に「副業」を認め、さらに国も「副業」を推進する提言をしています。
政府は11日夕、首相官邸で経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)を開いた。
民間議員は、国内総生産(GDP)600兆円目標への底上げ策の1つとして、会社員の副業を促進するよう提言した。
高技能や意欲のある社員が副業に取り組み、働き手不足の一助とする狙い。
副業を妨げている雇用保険の在り方の見直しに向けたガイドライン(指針)策定などを要請した。
(2016年3月11日 日本経済新聞)
パラレルキャリアと副業、複業との違いとは?
パラレルキャリは、副業、複業よりももう少し広い概念です。
「広い」というのは、パラレルキャリアは「お金(報酬)」だけが目的ではなく、自分自身のスキルの向上やミッションと感じられるような活動も含んでいるからなんですね。
例えば…
- 本業を持ちながら、土日に地域ボランティア活動に参加したり
- NPOやNGOに参加して地域のために活動することだったり
- 自分の趣味のサイトを立ち上げまとめサイトを作るなど
このように決して「お金(報酬)」だけが目的ではないのです。
パラレルキャリアという働き方のメリットは?
ここでパラレルキャリアのメリットを5つ紹介します。
① ライフワークを見つける事ができる
本業で生活費は稼いでいるから、収益を考えずに自分の関心や興味が有る仕事に取り組める
② 自分の夢を小さく始めることができる
今の時代、やりたいことがあっても、いきなり起業やフリーランスになるのはリスクが高いので、本業で収入の安定を確保した状態でスモールステップで始めることができる
③ 新たな人間関係を構築できる
普段の仕事では出会わない人や交流しない人と出会えるので、違った刺激をもらえる人間関係ができる
④ 普段の生活が充実する
自分の関心や興味があることで、仕事(キャリア)を作っていくので、誰かにやらされているのではなく、自ら主体的に取り組むので毎日が充実する
⑤ 本業にもいい影響を与える
本業の枠を超えて、新しい技術や経験が得られるので、今まで持てなかった観点を持て、結果として本業にもそれが生かせる
まとめ
このようにパラレルキャリアという働き方を実践することで、自分の可能性の幅を広げることができ、それを目先の利益を気にせずに、長い目で活動できるので、自分自身のブランドを構築することにもつながります。
ぜひこれを機会に、自分の強みを発見し、パラレルキャリアをつくってみてはいかがでしょう。