ついイライラしてしまい、部下といい関係が築けない

・部下のちょっとした言葉や行動に、ついイラッとしてしまう
・もっと懐の深い上司でいたいのに、つまらないムカついてしまう
・イライラしてしまうと、そのことばかり考えてしまう

本当は、もっと冷静で寛大な上司でいたいのに、イライラのためにそうできないってことありませんか?

平常心を取り戻せ、生産性や創造性の向上させるマインドフルネス

イライラしてしまったり、ムカついてしまったりしている時は、自分の「感情」に振り回され、平常心が保てなくなっています。
平常心がない状態で仕事をしても、生産性は下がるし、創造性も発揮することはできません。

この平常心を取り戻すために、今Googleやインテル、ナイキなどの先進的な企業が取り入れている方法が『マインドフルネス』です。

この『マインドフルネス』は、「今ここに、100%集中できている状態」のことをいい、心を落ち着かせ平常心を取り戻すことはもちろん、仕事の生産性や創造性が向上などの効果が出るという結果も報告されています。

なぜマインドフルネスを取り入れると、平常心を取り戻せるのか?

ビジネスには、売上や目標など常に目に見える結果を求められ、そこに向けて毎日前進しなければなりません。

しかし、そこには大きな落とし穴が待っています。

その落とし穴とは、売上や目標に向けて前進するために、自分の苦しみや辛さなどの感情に蓋をしまい、感情がどんどん溜まり、ちょっとしたきっかけで爆発してしまいます。

マインドフルネス状態(今ここに100%集中している状態)をトレーニングするエクササイズは、前進中毒になっている毎日の中で少しだけ立ち止まり、呼吸に集中して『今、自分に起きていることに気づく』ことをしていきます。

このトレーニングを重ねていくと、『自己認識力』が高まり、自分の感情を客観的に観察できるようになり、イライラしてしても、すぐに平常心を取り戻すことができるようになるのです。

平常心を取り戻すマインドフルネス エクササイズのステップ

STEP 1:呼吸に注意を向ける

イスに腰掛け、軽く目を閉じ(半眼でもOKです)、鼻から息を吸ったり吐いたりしながら、呼吸に注意を向けます

STEP2:注意がそれる

これは意識してそらすということではなく、いつの間にか雑念が湧いて注意がそれるという意味です。
どんなに呼吸に注意を払っていても、いつの間にか、ぼんやりとした考えが頭の中に湧いて、注意が奪われます。

STEP3:注意がそれたことを観察する

自分の注意がどんな現象(例えば時計の音、風の音、人の話し声など)、どんな考えに自分の注意が持っていかれたのかを観察します。

そしてまた呼吸に注意を向けます。

以上のSTEP 1〜3を3分間繰り返しおこないます。

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まとめ

まずは日常生活の中で、立ち止まる習慣を作ること。
そして、今、自分に起きていることに気づく自己認識力を高めることで、平常心が保てイライラやムカつくことから自由になれます。

しかし、一朝一夕には自由にはなれません、大事なのはエクササイズを継続することです。
エクササイズを継続すれば平常心が保っててきますので、まずは3分間を継続的にやり続けてみてください。
きっと変化を感じることができます。