女性が美容系で自宅サロンやレンタルサロンなどで起業するのは、比較的開業しやすいです。
しかし、開業しやすいぶん美容系のサロンは乱立状態となっており、新規でオープンしたサロンの9割が3年以内に廃業・閉店しているという数字もあります。

美容系サロンが乱立状態になって差別化しにくくなり、結果として集客できずに価格競争で経営が立ち行かなくなって廃業・閉店しているというのが現状です。

今回は、そんな廃業リスクが高い美容系の起業で成功するために必要なポイントをまとめました。

この記事を読めば、美容系起業で廃業、閉店しないための成功ポイントを押さえることができるので、競争が激しい美容系サロンの中で、確実にお客様を増やして生き残っていくことができるでしょう!

美容系起業で廃業、閉店にならないための4つのポイント

ポイント1:コンセプト(独自性・差別性)づくりが大事

美容系サロンのメインユーザーは20〜50代の女性と幅広く、美容系サロンに通っているのでお金に余裕がありそうに見えますが、実はお金の使い方にはシビアな人が多く、ホットペッパービューティーのクーポンを利用するなど、リーズナブルなお店に次から次に流れて行く傾向があります。

なので、美容系起業でサロンを開業するとしたら、価格競争をする既存の大手サロンや個人事業のサロンに対して、お店のイメージや雰囲気、そしてコースや施術内容のコンセプトをしっかりと決めて独自性や差別化していく必要があります。

例えば、お客様層を20〜50代の女性とするのではなく「20代に絞り込む」「50代に絞り込む」などお客様層を絞り込んでコースや施術内容を考えてみたり、「婚活」「リラックス」「結婚式前のエステ」などお客様の目的を絞り込んでコースや施術内容を考えてみると、コンセプトや独自性、差別性は考えやすくなります。

価格競争する大手や個人サロンに巻き込まれるのではなく、それらのお店がやってないコースや施術内容でコンセプトをしっかり決め独自性や差別性を打ち出しましょう!

ポイント2:仮説と検証をしながらスモールステップで取り組む

ポイント1で「コンセプト(独自性、差別性)」が必要とお伝えしましたが、「コンセプト(独自性、差別性)」は簡単には作れません

では、どうやって作り上げればいいのかというと、それは「仮説と検証」を繰り返しながら、一つ一つ試しながら模索していくやり方が一番の早道になります。

もし、最初に考えたコンセプトがお客様から反応を得られてないとわかれば、なぜ反応がないのかを考えて、どういうことをお客様が求めているのかを、しっかりヒアリングして再度コンセプトを作って試す。

というように、仮説を立てて検証するという一歩一歩、スモールステップでコンセプトを固めることが必要です。

ポイント3:集客や経営のアドバイスをしてくれる人をみつける

実際に開業したら集客や経営、そして商品コンセプトづくりなど、ビジネスに必要なことを学べる機会に投資したり、アドバイスをしてくれる人をみつけることが大切です。

なぜならば、美容に関する知識や技術は学校で学べますが、コンセプトづくり、商品づくりや集客、経営に関することは学校では学ばないからです。

具体的にビジネスに必要なことを学べる機会としては、ビジネスセミナーや講座、起業塾、個別コンサル、今なら動画セミナーなどもあります。

これらの中には、高額な参加費やコンサル料金を取って、内容は薄っぺらいなどの悪質なところもあるので、主催している人が実践して結果を出していたり、丁寧に教えてくれるかなど人柄を見極めながらアドバイスしてもらえる人を見つけてください。

 

ポイント4:固定費を抑えてスタートする

開業する当初はできるだけ固定費は抑えることをお勧めします。

美容系で起業を考えた時、やはり自分の店舗を持ちたいと思うはずです。
キレイな店舗を自分で持てれば、自由な空間づくりはもちろん、起業して自立している実感も持ちやすいです。

しかし、自分の店舗を持つということは、固定費が大幅に増えるので、お客様が少ない初期段階から、大きな固定費を抱えてしまうと、すぐに経営は行き詰まってしまいます。

なので固定費があまりかからない、レンタルサロンや出張サロン、知り合いのお店とのコラボ、あるいは自宅サロンから始めて、お客様が増えてから店舗を持つようにしましょう。

美容系の起業でどのくらいの資金が必要になるかは、こちらの記事を参考にされてください。

私は、起業するときの商品コンセプトを一緒に作ったり、マーケティングのお手伝いをしていますが、その中には美容系で起業される方もたくさんいらっしゃいます。

そんな美容系の起業で活躍されている方々をみると、やはり今回お伝えした4つのポイントをきちんと押さえていらっしゃいます。

実績を出している人にアドバイスをもらいながら、自分のお店や提供するコースのコンセプトをしっかり作って、一歩一歩進められています。

まとめ

ここまでの内容をまとめると…

美容に関する店舗は、今かなり多く競争が激しいです。
そんな競争が激しい美容系の起業で成功するために必要なポイントは

1:大手や他の個人サロンにはないコンセプト(独自性、差別性)を作る

2:とはいえ、コンセプト(独自性、差別性)は簡単には作れないので、仮説と検証を繰り返しながら取り組む

3:自分の独力だけではなく、すでに実績をあげている人をみつけ、アドバイスをしてもらう

4:開業はできるだけ固定費を抑えてスタートする

という、4つのポンイトにまとめられます。

この4つのポイントをしっかり押さえて開業の準備をすれば、あなたは安心して美容系の起業をスタートして、確実にお客様を増やしていくことができるでしょう。

そして「起業してよかった!」「仕事が楽しい!」「収入もアップ」と幸せを感じることができます。

今からできること

「起業してよかった!」「仕事が楽しい!」「収入もアップ」と幸せな状態になるために、今から何に取り組めばいいのでしょうか?

それは、まずコンセプトづくりをする材料を集めることです。

そしてその材料とは「あなたの強み」「お客様のニーズ」「他の売れている店舗の特徴」です。

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