ストレスを感じたらマインドフルネスを始めてみよう
仕事とストレスは切り離すことはできないですよね。
さらに、自分の立場が管理職に近づけば、自分のストレスケアだけでなく、メンバーや職場全体のストレスケアも考えなければいけません。
マインドフルネスは、1日5〜10分程度で簡単にはじめられるので、管理職の皆さんもまずは自分で試してみて、効果があればメンバーと一緒に取り組んでみてはいかがでしょう。
このマインドフルネスは、グーグルやインテル、Facebookなどの一流企業はすでに社員プログラムとして導入され、スタンフォード大学やハーバード大学では、ストレス解消だけではなく、集中力を高め仕事の効率を上げたり、直感力や創造力を高める効果も報告されています。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスを一言で言えば…
私たちは、日常いろんな情報にさらされて、常に注意散漫になり、目の前の人や仕事に集中しづらくなっています。
マインドフルネスのエクササイズでは、その『注意』を呼吸に向け集中力を高める効果を発揮します。
マインドフルネス エクササイズのやり方
早速、マインドフルネスのエクササイズの説明をさせていただきます。
① 静かな環境に移動します
自分のデスクに電話があったり、スマホがあると集中できないと思いますので、できるだけ自分が集中出来る環境へ移動してください。
② 背筋を伸ばし、姿勢を整える
イスに腰掛け、背もたれにもたれずに、骨盤を起こし体重を坐骨に均等にのせ、背筋を気持ち良く伸ばします。
③ 首や肩をリラックスさせる
仕事をしていると無意識に首や肩に力が入っているので、ゆっくり首や肩を回しながらリラックスします。
④ 深く呼吸をする
現代人の呼吸は浅くなりがちです。
姿勢を正し、首や肩をリラックスさせたら、大きく深呼吸を数回繰り返します。
⑤ 呼吸に注意を向ける
目は閉じても開けていても構いませんが、「注意」を呼吸に向けるために、軽く閉じるか半眼するといいでしょう。
目を閉じるか半眼にしたら、ゆっくり丁寧に深い呼吸を繰り返します。
⑥ 注意が呼吸からそれる
数分間呼吸に注意を向けていると、「あ、あとであの人にメールしないと」や「周りからどう見られているか気になる」などの雑念がどうしても湧き出し、注意が呼吸からそれます。
⑦ 再度、注意を呼吸に戻す
雑念が湧いて、雑念を取り払おう、取り払おうとするとかえって、雑念だらけになりますので、雑念が湧いたことは気にせずに、呼吸に注意を向けることに努めます。
上記の⑤〜⑦を5〜10分間くらい繰り返し時間がきたら、ゆっくり呼吸をしながら、目を開けていきます。
まとめ
マインドフルネスのエクササイズは、特別な器具や空間を用意する必要はありません。
自分の体とイスがあり電話やメールから離れている環境(会議室や近くの公園、カフェ、車や電車の中)で5〜10分間、呼吸に注意が向けるだけでできるエクササイズです。
ただ、1,2回では効果はあらわれませんので、ある程度の継続は必要です。
まずは、自宅の寝る前や朝起きてすぐなどからマインドフルネスのエクササイズを1週間くらい実践してみましょう。