3か月前、30代のビジネスマンが2人でランチをしていました。

彼らはよく似ていて、営業の仕事をしていました。
二人とも営業成績もよく、職場の人間関係も良好で
そして「いつかは自分もネットを使って起業する」という同じ目標を持って
日頃からいろんな情報を集めていました。

久しぶりに2人はまた一緒にランチをしました。

彼らは相変わらずとてもよく似ていて、2人とも仕事もプライベートも順調でしたが…

違いもありました。

ひとりは同じ営業の仕事を続けていて情報を集めている段階で
もうひとりはすでにネットを使って起業をしていました。

< 何が違いを生じさせたのでしょうか? >

あなたは何がこのような違いを起こさせるのか考えたことがありますか?

その違いは、彼らの能力の差や努力の差ではありません。
片方が起業する意志が強く、もう片方が意志が弱かったわけでもありません。

その違いはネットを使って起業するには、どうしたらいいのかをしっかりと考え
ネットで起業するための土台を準備していたかどうかの違いでした。

今回はこの2人の男性の違いを生み出した、土台づくりのステップをお伝えします。

 

ステップ ①: ネットで起業するための目的を明確にする

まず最初に取り組むことは、あなたがネットで起業する目的を明確にすることから始めます。

家を建てる時も土台から作りますよね。
ネットで起業する時も同じです。

起業してつらくてもう辞めてしまいたくなっても「ネットで起業する目的」がしっかりしていれば、どんな状況でも揺らぐことはありません。

なのでまずは「なぜネットで起業する必要があるのか?」と自分自身に問いかけてみましょう

起業する目的はいろいろあると思います。
例えば
・成果を出し「感謝」としてのお金を手にしたい
・自分が成長しているという評価を、自分の仕事で得てみたい
・使命感を達成したい

などなど、あなたが思う「ネットで起業する目的」を書き出してみましょう

ステップ ②:ネットで起業するための具体的にやることを書き出す

目的を明確にできたら、次はネットで起業するには何をやるべきかの「具体的にやること」を明確にします。

目的を設定することによって、あなたの中でモチベーションが生まれます。
その生まれたモチベーションをどの方向に向けるかを決めておかないと
せっかく生まれたモチベーションがすぐに下がってしまいます。
そうならないためにも、具体的なやることを書き出しておくことが必要です。

例えば…
・自分の「得意なこと」や「強み」を洗い出す
・その「得意なこと」や「強み」を活かしたネットビジネスを検討する
・ビジネスモデルを設計する
・屋号を決める
・ドメイン名を取得する
・サーバーを契約する
などなどいろいろやることはあるので、現段階で思いつくやることを書き出してみましょう。

ステップ ③:②をどうやって達成するのか?の手段を考える

具体的にやることを書き出した後は、そのやることを「達成できる手段」を考えます。

「具体的にやること」を書き出すとそれだけで満足してしまい、そこから先に進めない人も多くいます。
その先に進めない理由は「具体的にやること」を「どんな手段でやるか」まで落とし込んでないからです。

しかし、実際に「どんな手段でやるか」を考えるのは難しい作業です。
きっとあなたはネットで起業するのは初めてのことなので、そもそもどんな手段があるかわからないと思います。
なので、まずは「どんな手段があるか」の情報収集から始めるといいでしょう。

ステップ ④:今すぐできることは何かを考える

ここまでくれば、「ネットで起業するには?」というぼんやりした状態から、なにをどんな手段でやればいいかがハッキリしてきたと思います。

しかし、この段階で留まらず「今すぐできることは何か?」も考えておきましょう。

「今すぐできることは何か?」まで考えておけば、ネットで起業するモチベーションが具体的な行動まで結び付けられ、その後の行動がスムーズに進みます

例えば
・起業する時のメモに使う「ノートを買う」
・ネットで起業する目的をざっくりでもいいので「書き出してみる」
・「具体的にやること」をスケジュールに落とし込む

など、小さなことでもいいので、今すぐできることを決めて行動してみましょう!

まとめ

ネットでの起業を考えた時に、どうしても「ネットビジネスにはどんなものがあるのか?」など「何をやるか?」を調べることから始めてしまいがちです。

しかし、このやり方では最初はモチベーションが高くても途中で「自分には合ってないかも…」や「あれ?なんでこのビジネスを始めたのか?」など諦めたり、迷ったりしてしまいます。

そうならないためにも、ネットで起業するための土台づくりからスタートしてください。