世界的なベストセラーの「マネジメント」の著者であるピーター・ドラッカーは下記のような名言を残しています。

何事かを成し遂げるのは、人の強みによってである
弱みによって何かを行うことはできない。
できないことによって何かを成し遂げることなど、到底できない。

そして、こうも言っています。

誰でも自らの強みについてはよく分かっているつもりでいるが、たいていは間違っている。
わかっているのはせいぜい自らの弱みであるが、それさえ間違っていることが多い。

ピーター・ドラッカーも言っているように
自分の強みを活かした仕事や起業をしたいと思っても、そもそも自分がどんな強みを持っているのかわからない人が多いと思います。

しかし、もしあなたが起業の準備に取り組むならば、起業の準備の中で一番にやっていただきたいことが自分の強みを明確にすることです。

このページでは、起業の準備をする時に必要な「自分の強み」に気づけるきっかけとなる本「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」を紹介します。

この「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」には、人が持つ「34の資質」を明らかにし、あなたの強みの「トップ5」を「見える化」してくれるツール〈ストレングス・ファインダー〉という診断テストを受ける権利がついています。

このテストを受けることで自分一人では気づきにくい「強み」を、客観的に診断することができ、強みを活かした起業をする時にとても役に立ちます。

「強み」を「特別な領域」で活かすことで起業は成功する

私は「強み」を「特別な領域」で活かすことで、起業やビジネスが成功すると考えています。

なぜなら、起業やビジネスを成功させるには、世の中のたくさんある商品やサービスの中から、あなたの商品やサービスを選んでもらわなければいけません。
いわゆる差別性、UPS、競争優位性を持つ必要があるということです。

そして起業を始めたばかりの頃は、あなたの「強み」が主な差別性、USP、競争優位性です。

だから、起業の準備をする時は、自分の「才能」や「強み」をあなたがはっきり自覚して、それを活かすことが大事なのです。

自分の強みを活かした起業の事例

自分の強みを活かした起業の例として私の話を紹介させてもらいます。
私は「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の本のストレングス・ファインダーという、自分の強みの「トップ5」がわかる診断テストで以下の5つが自分の強みだとわかりました。

  1. 最上志向
  2. 分析思考
  3. 目標志向
  4. 親密性
  5. 個別化

この強みの中で次の3つの強みを活用しました。

【 2.分析思考 】
理論だてて導きだした推測と、現実の結果とが一致してることを知りたがる

【 4.親密性 】
相手のことを深く知り、関係性を深めたいと思う

【 5.個別化 】
ほかの人の強みをとても鋭く観察することができ、ひとりひとりの最もよいところを引き出すことができる

この3つの強みを活用して、その人の強みを探してその強みで収入を得るまでの道筋(ビジネスモデル)を一緒に考えるというサービスを提供して好評を得ています。

強みを活かした起業が成功する理由

起業したばかりの時は、投資できるお金も少なく、人もすぐには雇えないので、自分でいろんなことをする必要があります。
その少ない投資と労力の状態でより良い結果をいかにして出すかが起業を成功させるポイントです。

つまり、必要最低限の設備投資と最小の労力で、最高の利益をあげることが、起業時は重要なテーマです。

これを「80:20の法則」に照らし合わせると「成果の80%」は「あなたの20%の資質(=強み)」が生み出すとするならば、その「20%の資質(=強み)」に集中することが成果を出すカギです。

まとめると、強みを活かした起業が成功する理由は、「自分の強み」を把握して80:20の法則を使い「自分の強み」に集中できれば最小限の労力で最大の成果をあげることができるからです。

強みを活かして起業している人はどんどん増えている

自分の20%の資質(=強み)を利用して、80%の成果を出している人が増えています。
ココナラという個人で強みを販売できるサイトにはこんな方々がいます。

  • 漫画、イラストの強みと集客ノウハウを活かして「広告漫画」を書いている人
  • 企業で18年間の採用業務に携わった強みを活かし、転職のための「履歴書、職務経歴書作成サポート」をしている人
  • エクセルを使える強みを活かして「事業計画と予算管理ができるテンプレート」を販売している人

など他にもたくさんの方がいらっしゃいます。

強みを発見する「はじめの一歩」

上記の人たちや私のように無名の個人であっても「強み」を「特別な領域」で活かすことによって、自分の商品やサービスに注目を集めて、クライアントを獲得することができます。

ただ、自分の強みは自分の中では当たり前になっているので、一人で考えていてもなかなか気づくことは難しいです。

そこで役に立つのが、ストレングスファインダーの診断テストです。
この診断テストでは、自分の強みを客観的に見るための質問をしてくれて、その質問に答えていくだけで、あなたのトップ5の強みがわかります。

そして自分のトップ5の強みがわかったら「さあ、才能(じぶん)にめざめよう」の本を読んでみてください。

本の中には
「その強みをどう使えばあなたの武器になるか」
「どうすればその強みを持つ人たちを活かすことができるか」
といった「強みの活かし方」が34の資質ひとつひとつについて、それぞれ10項目の〈行動アイデア〉と3項目の〈人の活かし方〉が解説してあります。

ぜひ、自分の強みに気づける「きっかけ」をこの本で作ってみてください。

 

さあ才能に目覚めよう

商品:さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
著者:トム・ラス(翻訳:古屋博子)
価格:定価1,944円

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